冷間鍛造金型
冷間鍛造金型の作り方
冷間鍛造金型の歴史
冷間鍛造金型で作られた製品見本
事業内容
冷間鍛造金型 冷間鍛造金型の歴史
 

 圧造の歴史と実情を若干お話させていただきますと、塑性加工という 観点からすれば、太古に鉄の登場によりその成形の工夫の中で、「塑性加工」の 原点を見ることができるが、具体的には刃物、鉄砲といった鉄製日用具や武器の生産に伴い発達してきた技術でありますが、今日のそれに見られるような、いわゆる大量生産の為の加工技術としての起源を探れば、熱間鍛造、冷間鍛造、温間鍛造の順に位置づけられ、とりわけ冷間鍛造技術は、第二次大戦中にドイツにおいて薬莢を銅から鋼に変更する為に研究開発していたものが、戦後民需品、特に自動車部品に応用され今日の隆盛に到っております。
 もともと、大量生産の生産技術として進歩してきた鍛造加工法でありますが、今日では、「ネットシェイプ化」による「歩留まり効率」向上、「チタン、インコネル、マグネシウムなどの特殊被加工材への段組みが日進月歩で研究開発されております。
一方塑性加工の進歩に応じ、圧造工具も日進月歩ではありますが、どちらかと言えば現在の高性能化された圧造機械に金型が呼応していないのが実情です。そのような中で、金型作りの現場においては、金型の作りこみに数値的、かつ可視的に製作諸条件を捉え、「金型製作条件の標準化」「金型製作技術の向上」「金型製作のリードタイム短縮」に取り組んでおります。
私ども金型メーカーにおきましては、お客様のニーズに応えるべく研究開発を怠ることなく精進せねば、時流に取り残されることは言うまでもありません。つまり、高品質の金型を供給することはもちろんですが、より寿命アップのご提案や、最適レイアウト設計のご提案といった「ソフト」をご提供できる企業であらねばならないと考えております。
ダイツール技研は只今申し上げた事柄について、より高いレベルを目指し今後も日夜精進していく所存でありますので、宜しくお願いいたします。

 
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